禁煙を続けるのは大変ですよね。特に禁煙序盤は吸いたい気持ちが強くてつらいと思います。
一年後の禁煙成功率は61%、2年後54%、3年後は51%と言われていますので約4割の人は1年以内に失敗しています。但し成功している人が多いのは事実なようです。
私もそろそろ禁煙2年目が終了し3年目に突入します。禁煙成功率54%をかいくぐって何とか成功する半分の方に入れそうです。
ただ私はニコチンガムを使ってほぼ自力で禁煙したのでつらい時もありました。そんな時に禁煙を続ける助けになった事実をご紹介します。これを見ればあなたも禁煙で挫けそうな時に踏ん張れるようにらなれると思います。
私が禁煙に成功した具体的な方法等は過去の記事にまとめていますのでよかったら併せてご参照ください。
禁煙はつらいけどその先には必ずメリットがたくさんある!
禁煙に関する事実を知る事で禁煙したい気持ちが強くなってモチベーションを維持できるよ!
私も禁煙中につらい時は禁煙のメリットに関する情報を調べて続ける気持ちを維持してました。
ダイエットと一緒でつらい時こそその先のいい事をイメージすればやる気がでるよね!
達成すればいいことが待っているから頑張って!!
禁煙すごろく
つらいことを頑張っているんだから何かしらの良い結果を知りたいですよね。
禁煙しているなかで自分の体がどんなふうに改善されているか、これからどう改善されていくのかを知る事で頑張って続けたいモチベーションを維持する事ができます。
厚生労働省のe-ヘルスネットに紹介されている禁煙の効果が有名です。この記事のいい所は禁煙後の時系列が細分化されていて実感湧きやすいようにデザインされている点です。禁煙すると寿命が伸びるよとか10年後、20年後に病気のリスクが非喫煙者と同等になるよとかを開始直後に言われてもピンと来ないですよね。この記事では禁煙直後から20分後、8時間後、数日後、2、3週間後など続ける過程での身体の変化を教えてくれるので身近でわかりやすいです。私も禁煙中はまだ数日かーと思った時でも数日でこれだけ変化があるんだとか数ヶ月頑張ったらこうなるのかなどで目標を細分化して近くに設定できるので達成している実感が得られ続けられました。
https://www.e-healthnet.mhlw.go.jp/information/tobacco/t-08-001.html
タバコ代を投資したらいくらになるか
現在のタバコの価格は種類にもよりますが、550円/箱としましょう。1日10本吸う人は1ヶ月で15箱購入することになる為、8,250円をタバコ代につかいます。さらに最近では電子タバコのデバイスも大体3,000円として1年に1回交換と考えると250円/月なのでだいたい8,500円と考えましょう。
月のタバコ代8,500円をインデックス投資の平均な利率である年利5%とすると20年間で3,493,786円になるとシミュレーションされます。この内元本(純粋に貯金だけしたお金)は204万円、運用収益は145.4万円です。数秒で終わるので金融庁の資産運用シミュレーションに現在の自分のタバコ代を入れて計算してみて下さい。
タバコってこれから何年吸いますか?たぶん禁煙しなければおじいちゃん、おばあちゃんになるまで吸いますよね?それとも途中に病気になって医者から止められるまででしょうか?仮に現在30歳の人は20年後まだ50歳ですから全然現役で吸ってますよね。この間貯金だけでも204万円、運用したら340万円ものお金を作る事ができるのです。(もちろん投資にはリスクがあるので必ずしもプラスになるとは言えませんが)
もちろん月のタバコ代がもっと高い人はより運用した時の利益が大きくなりますね。
老後に2000万円必要と言われている昨今においてその約1/4にあたるお金をタバコをやめて投資に回す事で得られる可能性が高くなる事からタバコをやめることは大きなメリットであると思います。
タバコ税に関する事実
タバコの半分は税金。昔よく言われていました。
タバコ1箱のタバコ会社の販売利益分は580円のタバコ内220円ほどと言われています。実にタバコの63.1%は税金です。今やもう半分以上が税金なわけです。
日本の防衛費をGDPの2%に引き上げる財源として法人税、復興特別所得税の他に挙げられているのがタバコ税です。税金は取りやすいところから取る。今までも散々増税のたびにタバコ税を当てにされてきながらも肩身の狭い思いをする喫煙者達。私もその一人だったわけでタバコ税を増税の当てにされることは慣れっこですよね。
でも政府の税制優遇措置としてらNISAの恒久化という税金の緩和策がある一方で喫煙者の税金は当てにされています。これからタバコを吸っているというだけでどれだけ不平等にお金を持っていかれるのか、もう嫌だーと思う気持ちが禁煙を継続させてくれます。
喫煙者の保険料に関する事実
非喫煙者だと生命保険が30%近く安くなる事をご存知ですか?正確には非喫煙者且つ血圧や体格などが各保険会社所定の基準内である優良体である場合に30%近い割引を得る事ができるというものです。
私もタバコをやめてから保険を切り替える時に初めて知りました。詳しくは下記ページで紹介していましたのでリンクを貼っておきますね。
仮に月5,000円の生命保険を掛ける場合、喫煙者は毎月1,500円余計に支払う事になります。1年間で18,000円になります。18,000円は関東圏の一般家庭における3ヶ月分の灯油代ぐらいです。保険料が非喫煙者割引になるだけで冬の暖房代の大部分がタダになるようなものです。
非喫煙者率の適用は保険会社により異なりますが概ねタバコをやめて1年以上との事なのでせめて1年間禁煙したくなりますね。
禁煙ウォッチで努力を見える化
禁煙中の人は自分が頑張っているというのも大事な事実です。今の努力を見える化する事で努力していることがだんだんと実っていく実感を得られ努力を続けるモチベーションになります。
『禁煙ウォッチ』というアプリはそんな努力の見える化に最適です。禁煙開始日と1日に数本、1箱あたりの価格を入力する事で禁煙期間と節約金額をリアルタイムで自動計算してくれます。
私の禁煙ウォッチです。
私は1年と11ヶ月禁煙中です。約30万円節約している事になります。最近は禁煙に慣れて辛くないのでそんなにアプリを確認しませんが、久々に見ると節約金額が大きくなっていて嬉しくなります。
オススメの禁煙アイテム
私が実際に禁煙するにあたって本当に役にたったなと思うものをご紹介します。
ニコチネルガム
これがなかったら禁煙できていなかったといえる超超重要アイテムです。
ニコチン置換療法という禁煙時に現れるニコチンの離症状に対して喫煙以外の方法でニコチンを体内に補給、症状を和らげる方法により禁煙をサポートします。要はタバコからガムにニコチンの摂取方法を切り替えて徐々に減らしていくという方法です。
このガムのすごい所は吸いたくなった時にガムを噛むと本当に吸いたい気持ちが抑えられる点です。初めのうちはたくさんガムを噛みますが段階的に減らしていく事で無理なく禁煙できました。
保険適用治療のように条件等はなく、とても安価なのでまずは試してみるということでも良いと思います。同じ商品にニコレットというニコチンガムもありますが、私はニコチネルガムの方が噛みごたえがるのでニコチネル派です。
まとめ
禁煙をする事に関する事実を5つご紹介させて頂きましたがいかがでしたでしょうか?
事実を知る事で禁煙する事によるメリットをよく理解する事ができ、禁煙したい気持ちが強くなりますよね。
特に禁煙初期はつらいと思いますが、折角やる気を出して決めた事なのでその先に待っている大きなメリットを見つめて頑張って下さい。
禁煙は1カ月が過ぎると急に楽になると言われています。実際に私もそうでした。禁煙はずっとつらい訳ではないです。つらいのは最初だけ。この記事がつらい時のやる気を維持することの一助になると嬉しいです。
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