新型コロナウィルスに感染した話 season1

管理人もももは2022年6月13日に新型コロナウィルスCOVID-19に感染しました。

重症化する見込みがないとの判断で自宅療養しており、ほぼ部屋で缶詰め状態なのでこの体験を記事にしようと思います。意外とコロナになった方のブログや体験記事がなく、療養中不安な私は同じ境遇の人の気持ちや不安を共有したいという思いもあり、私の体験を記載させて頂こうと思いました。この記事が同じ境遇の方のストレスを少しでも和らげることが出来ればと思います。（ちなみに本記事投稿時点ではまだ治ってませんが）

4日目にして体調は回復せず、咳とだるさ（倦怠感）がずっと続いています。体温は37.5℃ぐらいをうろうろしている感じです。体調は未だ100点中40点って感じで何にもやる気が出ないぐらい倦怠感がエグいです。なんか後遺症の事とか心配になってきたりとかずっとこんなだったらどうしようとか不安になる事が多いです。

ちなみに感染経路は完全に不明です。会社の人、妻、私と接点のある人が全員陰性判定の為、どこで貰ってきてしまったのか全然わかりません。恐いですね。これでも私は潔癖な方で、手指消毒はやりすぎなぐらいやるし、うがい手洗いはこまめにやっていたつもりです。それでも感染するって。まぁ最近寒暖差がひどくて体が疲れ気味だったので貰いやすい体調にはなっていたのかも知れませんが・・・

以下に記載しますが、1日目、2日目は壮絶にしんどかったのですし、オミクロンのコロナは風邪みたいなものと言われていますが、（自慢じゃないが）しょっちゅう風邪を引く私からするとコロナは風邪の症状よりも全然きついです！誰ですかそんなこと言ったのはって感じです。なので二度かかりたくないですし、感染していない方は日頃の感染予防を十分気を付けて日々生活頂ければと思います。

発症日　陽性反応から隔離生活まで

それは突然訪れました。6月13日の朝8:30頃普通に目覚めました。たまたま有給休暇を取得していた私は今日やろうとしていた事を考えながら布団でうとうとしているとなんか体だるい事に気が付きました。のどがイガイガするし、咳が出たような感じ。妻は既に出勤しており、夜中せき込んで迷惑掛けてしまったかなーと少し申し訳なく思っていました。そんな事を考えるうちに二度寝。

10:00頃再び目覚めた時やっぱり体がだるい事が嘘ではない事に気付きます。明らかにだるいし、熱っぽい。やっぱり風邪ひいたか・・・と思いながら熱を測ると39.0℃。えっ・・・。昨日何ともなかったじゃん。もー折角休日取ったのに風邪で消費したくなかったなーと少しイライラする。

確かに私は熱が出やすい体質です。いつも胃腸炎なんかにかかると余裕で39℃後半とかいきますし。でもこんな前触れなく急に熱上がる！？どうしよう。テンパり始めます。

とりあえずいつもの胃腸炎的なものを疑いつつただコロナ陰性の証明はしたいので病院を探しました。地域の相談窓口にて自宅周辺で検査が可能な病院を3つご紹介頂き、その中でも予約ができて比較的待たなそうな病院を選びました。

とこんな感じのやり取りだったと思います。今まで何度か高熱が出て抗原検査やPCR検査を受けてことごとく陰性だった経験から今回も陰性なんだろうなーぐらいで考えていました。強いていつもと違う点を挙げると咳がやたら出る点でした。胃腸炎の場合咳はあんまりでませんからね。

約束の時間まで自宅で待機していました。体が本当にしんどくなってきて頭痛がしてきました。あまりにもしんどいのでがまんできず解熱剤のイヴを服用しました。（これが正しい方法なのかわかりませんのでマネはしないでください）イヴのお陰で少し楽になりました。食欲は皆無でした。朝から何も食べていないにも関わらず食べる気力が沸かないです。食べた方がよいと思いながらもだるさと悪寒による寒気により何もしたくなくなります。とりあえず15:00に目覚ましをセットし寝る事にしました。

15:00。目を覚ました私はそれとなく着替えて車に向かいます。体はもちろんだるいです。ただ、イヴを飲んで寝たせいか熱は38.3℃まで下がり悪寒が和らいでいました。よかった。少し楽になった。

車に乗り込み出発。途中薬局に寄り風邪の時の定番商品であるOS-1（経口補水液）とゼリーを買いました。ゼリーはそのまま車内で食べました。いざ食べ物が目の前にあると全然食べることが出来ました。

15:30。約束の時間になり、病院の駐車場へ。看護師の方にご案内頂き屋外の検査スペースで検査を実施頂きました。鼻に長い綿棒みたいなのを突っ込むやつを1回と唾液の採取。唾液はキットだけ渡されて車の中で行いました。相変わらず鼻の中に突っ込むやつは慣れません。痛いし気持ち悪い。

20分後。抗原検査の結果が出たとの事で車の窓を少し開け会話。

とまぁまさかの陽性でした。自分でも一瞬現実感の無いふわふわした思考に至るところでした。病院からは特にこれといったアドバイス等はなく、必要なら自分で調べるスタイルみたいです。我に返りとにかく何をしなくてはいけないのか、予定のキャンセル、会社へ連絡、妻へ連絡この3つを行います。ただ、体がだるいのと感染した現実が浸透しきっていない事から一旦家に帰ってからやろうと決めました。とりあえず妻へはすぐに連絡しました。

満身創痍で帰宅。この時点で熱が39.3℃。とにかく会社に連絡し、社内の濃厚接触者の情報を伝えました。幸い上司も先週の私の予定を把握していたのでここは特に躓きませんでした。仕事の予定のキャンセルはしんどいながらも淡々と説明しリスケさせて頂く旨を伝えました。皆さんとても気遣って頂き優しさを感じました。

よし、これでとりあえずやる事はないかなと思いました。ちなみにこれやっている状態で熱は39.5℃ぐらいあったのでもう思考停止のフラフラ状態です。本当にキツイ。とここで携帯にショートメッセージが届きます。保健所からコロナに感染した人に対してショートメッセージが届くようです。

意外と早いもんだなーと思いながら見ると何やら登録をしなきゃいけないものがいくつかあるとの事。（確か3つぐらいあったと思います）特に24時間以内にやらないといけいのもあるから早く出してねみたいな内容の文面でした。

熱と頭痛と悪寒にうなされながら携帯で入力するだるさったらないです。しかも個人情報的なのは何回入力するんだってぐらいフォームが変わるごとに入力するのでストレスでした。普段そんなに手間じゃないのに体がピンチの時は特に手間に感じます。

とにかくちゃんとできたかどうかもわからないまま携帯を投げ出し病院からもらったアセトアミノフェンの解熱剤を飲んで寒いのでコタツをONにして潜り込みます。高熱と頭痛、悪寒が絶え間なく攻めてくる地獄のような時間を耐えた後気絶するように入眠。

起きるとちょうど妻が帰宅しました。リビングのコタツで寝ている事に驚かれながら二階の部屋に隔離されました。（当然だわな）そこからは長い隔離生活が続く事になります。

基本ご飯は妻が部屋の前まで持ってきてくれます。それを食べて部屋の前において、食器を回収してもらいます。会話はLINE電話で行います。手を洗う時も歯を磨く時も、風呂に入るときも妻に連絡をして1階に降りるタイミングを確認します。

私はこれから10日間自宅の2階で誰とも会わず、外にも出れない軟禁状態となるのです。これを考えると気が遠くなりました。正直きついなと。あぁコロナになるってこうゆう事なのかーとなって初めて実感しました。

2日目　一旦解熱！？

2日目朝7:00頃目が覚めました。ちなみに目が覚めたと言いつつちゃんと寝れた訳ではありません。昨晩は39.8℃まで熱が上昇し、例のごとく頭痛、悪寒に苛まれながら悶えつつ気絶、またふと目が覚めて悶えて気絶みたいな睡眠スタイルだったので寝れたのかどうか実感がないです。しかも寝ているときの夢がなぜか全部悪夢みたいな感じで寝覚めがめちゃめちゃ悪いんですね。（毎回ハッッ！ってなる感じ）。なんてゆう種類の地獄ですか？これは。

とまぁとりあえず朝を迎え、熱を測ると39.0℃。昨日同様に頭痛。悪寒はだいぶ軽減されているのでそれだけでも少しはマシになったかなと思います。ただ、頭痛が本当につらいです。目の奥と鼻骨の奥に鈍痛。ジンジンジンジンジンジンジンジン。無限です。気が狂いそうになります。いつまで続くのか本当に不安になります。アセトアミノフェンは解熱鎮痛薬のはずですが飲んでも頭痛には効かないので飲みなれているイヴを飲もうか迷った挙句ガマンできず妻に持ってきてもらい服用。結局効きませんでした。たまに頭痛薬が効かない頭痛ってあるよね、キッツ。

10:00昨日受診した病院の先生から連絡。以下のようなやり取りがありました。

うーんなんと淡々としたやり取り。病院としても治療法がないから何ともできないんだろうなと思いつつとりあえず入院するほどではないだろうと思い。（普段の胃腸炎で高熱には多少慣れている）とりあえず自宅療養を続行する事に。

あーしんどいなー。ベットに横になりながら天井を見つめずっとしんどいというワードを頭の中で無限リピート。時折You Tubeを見ながら気を紛らわす。そうこうしているうちにいつの間にか睡眠。

14:00過ぎに起床して熱は38.5℃。おっ！若干落ち着いてきたぞ！って38.5℃で下がってきたと思っている時点でやばいんですけど、なんか体温に対する認識がバグってきてます。妻に昼食を用意してもらい食べました。梅干しのおかゆとお茶と缶詰のフルーツ。めっちゃうまい。妻に感謝する。

その後もずっと頭痛との闘い。別途に横になって無になるか、YouTubeを見るかをやりつつ睡眠を繰り返すうちに夕方ついに熱が37.7℃になる。終わったー。ようやく私のつらい病は終焉を迎えたのだ。私の体は自然免疫だけで新型コロナウィルスに勝ったんだ！まだまだ若いな私！と嬉しくなりました。

夜になるとさらに熱は下がり36.8℃になりました。この時には頭痛も悪寒もありませんでした。風邪特有の倦怠感と咳が残っていました。よし！明日にでもなれば体調は回復するだろう！溜まった仕事も片付けられるぞ！と。ただ、元気になってからあと8日間軟禁状態は長いなー。むしろそれがつらそうだわー。なんて治ったつもりでいました。もちろん普通の風邪なら熱が下がればだいたい終わりますからね。ただコロナはこれでは終わらなかったのです。これからまた地獄が始まります。

3日目　熱再び

朝8:00頃起床。今日は昨日と違い割とちゃんと寝れたような気がする。熱を測ると37.7℃。ん？熱上がった？確かに体まだだるいしな。病み上がりでちょっとしんどい感じかな？なんて思っていました。

とりあえずゴホゴホ咳をしながらも少し仕事を片付ける事に。ノートパソコンを開きメール返信や見積作成など。必要な連絡事項を会社の人に連絡し、代わりに対応して貰ったりしました。体調は100点中40点。咳、倦怠感、鼻炎。これが3日目の症状です。ただ、高熱による悪寒や頭痛と比べれば全然マシ。

コロナ発症してから毎朝9:00頃保健所から健康状態のヒアリングフォーム（MyHER-SYS）がショートメッセージで届くので記入。SpO2濃度を記入する箇所がありますが、SpO2計を持っていないので不明としていました。（後に持っていた方がよいと思い、妻に近所の薬局で購入してもらいます）

なんやかんやで12:00。妻に昼食をお願いして梅干しのおかゆとフルーツを持ってきてもらいました。うまいっす。ありがとう。妻に感謝。特に現時点で味覚や嗅覚には異常なさそうです。

食後ベットに横になってボーっとしているとなんか急に寒くなってきました。えっ、何。今日寒いの？いやいや6月だし、窓閉めてるし、気温23℃は寒くはないでしょ。でも寒い。暖房つけよ。とエアコンをON。みるみる内に寒さが増してきました。気付くと布団にくるまり動けない状態に。あー午前中に少し仕事やっておいてよかったよ。なんて思いながらとりあえず熱を測ると38.5℃。始まった。なんで？後でネットで調べてわかるんですが、コロナは普通の風邪と違って一旦熱が下がってもまた上がります。なので一回解熱したからといっても終わってはいないので要注意です。今の所ここが普通の風邪と大きく異なる点かなと体感的に思います。

まじか。また熱に苦しむのか。もう嫌だー。と思いながら悪寒に震えつつ布団にくるまります。解熱剤を飲んでとりあえずYou Tubeからの睡眠。起きると少し解熱。37.5℃ぐらいだったと思います。そしてだらだらSNSやらYou Tubeやらを見ながらそのまま夜。風呂、夕食を済ませます。風呂入る時に体重計に乗ると5kg痩せてました。この３日で。確かにあまり食べていなかったけどここまで痩せること日常でないよねって感じで体が骨ばっているのがわかります。ちなみにここまでおかゆしか食べてないですからね。朝食食べてないから一日2食おかゆのみ。

夜寝る前に対応測定熱は38.3℃。もういい。なんで上がったのかわからないけど夜は熱が上がるのね。解熱剤を飲んで寝ます。

正直ここからはこんな感じの日を過ごす事になります。とにかく朝微熱、倦怠感、咳、鼻炎。午後に熱ちょっと上がる。解熱剤飲む。夕方熱下がって夜また熱上がるみたいな日々です。37℃ちょっとから38℃付近を行ったり来たりするような感じです。特に倦怠感が一番嫌です。足枷が付いているように疲れてしまって何にもやる気が出ないんです。いつまで続くのか、コロナの後遺症として倦怠感が数カ月以上も続く人がいるとニュースで見ました。仕事とか休職になったらどうしようとか折角やりたいことがあるのにできなかったら最悪・・・とかとても不安な日々を過ごします。

事前に準備しておいた方が良いと思うものについて

一旦ここで隔離生活を踏まえて事前に用意しておいた方がいいものを独断と偏見となりますが、記載したいと思います。

• OS-1
• 解熱剤
• お茶とか普通の飲み物
• 小さいテーブル
• ティッシュとかタオルとか
• Tシャツ、下着、靴下たくさん
• 寝間着もたくさん
• 動画視聴用のサブスクアカウント（ネトフリ、アマプラとか）
• 暇つぶし用の何か（本、ゲームとか）
• SpO2計（指に挟んで血中酸素濃度測るやつ）
• アルコール除菌スプレー
• 作業机（あると便利）

OS-1とか解熱剤は初期段階ではマストですね。私は病院で頂いた解熱剤アセトアミノフェンがすぐなくなって追加貰おうとして電話したら病院休みだったみたいな感じで結局イヴを飲んだ（あとアセトアミノフェンが効かないからイヴ飲んだっていうのもありますが）最悪病院から薬もらえない事を考えると事前に解熱剤は用意しておいた方が良いと思います。病院の先生がアセトアミノフェンを出すのであればアセトアミノフェン系の解熱剤の方が良いのでしょうね。その辺りは診察の際に先生に聞いた方が良いでしょう。OS-1は熱が出た時の水分補給として優れているとの事なので初期の高熱が出る段階ではそろえておいた方が良いと思います。

小さいテーブルは人それぞれですが、私は食事用にあったらよかったなって思っています。ちなみに私はないのでベットに座って床に置いて食べています。全然大丈夫なんですけどやっぱり食べづらいですね。あると便利だなって思いました。

Tシャツとか下着とか靴下とか衣類はたくさんストックがある方が楽です。特に初期の高熱が出る段階で寝汗もすごいんですけど体温の乱高下がすごく、体温が下がる時に大量に発汗します。急に汗がブワーって出てくるので着てるもの全部びしょびしょになります。替えがないと普通に寒いし不快ですし、洗うのが大変です。あと衣類乾燥機！！他の記事で色々書かせて頂いておりますが、今回本当に感謝しました。洗ってもすぐに乾く。すぐ洗われた衣類がストック出来るのでとても助かりました。

隔離生活は基本本当に暇なので暇つぶしは用意しておいた方がいいです。特に私は感染4日目の現在まで倦怠感がひどくこれと言って何か手が付けられるほどやる気が沸かないのと疲れてしまうので動画が最適です。何ならOculus QuestのVRヘッドセットでも買っておけばメタバースの世界に行ってしまうという手もあったなと思いました。参考までに。

SpO2計は無くてもいいんですけどいきなり容体急変すると怖いので買いました。上でも記載しましたが近所の薬局で妻に買ってきて貰いました。電池入れればすぐに使えますので便利です。保健所のヒアリングシート（MyHER-SYS）にもSpO2濃度を記載する箇所があるので書いておいた方が良いのだろうと思い買いました。

アルコールスプレーは同居家族に感染させない為に部屋の外へ出た時にこまめに除菌する用です。あるとよいと思います。もちろん消毒は同居家族も持っていて家族側主体でやった方が感染リスクは低いと思いますがこちらも気になるところはやっておく感じで。

作業机は仕事するのに必要ですね。私はテレワークをリビングのダイニングテーブルで行うので自分の作業机というのを持っていません。その為、ベットか椅子に座りながらノートパソコンで作業していますが普通にしんどいです。ちゃんとした机が無いと身体壊すなと思いました。

まとめ

取り急ぎseason1はここまで！season2はまた改めて書きます。とにかく初めてが多すぎてわからない事だらけ。隔離生活でいきなり日常とは異なる生活になります。症状はいつもの風邪と明らかに違います。同居家族への家庭内感染も心配です。いろんなストレスが一気に押し寄せてメンタルえぐってきますがまずはコロナを治す事を第一に10日間乗り切れればと思います。

あとは同居している妻への感染が無い事。これも大事な事ですので隔離は引き続き徹底してちゃんとやっていこうと思います。

それではっ！